2019年、妹(私 弟 妹)が中華系マレー人との結婚が決まり、披露宴に出席するためマレーシアまで行ってきました
さながら「キミたち芸能人か何かですか?」と言いたくなるような日本では味わえない披露宴でした!
- 中華系マレーシア人のお祝いの色は?
- ドレスコードは?
- 披露宴の様子は?
- 料理は?
写真盛りだくさんでレポしますよ!
- 中華系マレー人は赤がお祝いの色
- まさに芸能人のような会場
- お楽しみの披露宴料理??
- 中盤は日本式を取り入れたものも
- 後半はテーブル回りで新郎新婦は大忙し!
- 中華系マレー人の披露宴は親の財力を見せる場でもある!?
- 中華系マレーシア人との披露宴は非日常的で刺激的だった
中華系マレー人は赤がお祝いの色
国際結婚になるのでドレスアップのマナーも当然変わります
妹に確認したら赤がお祝いの色とのこと
赤のドレスなんて持ってない…
買ったところで次使わない…
赤以外にどんな色ならOKなのか聞いたら、中華系マレー人にとって真っ白と真っ黒はお葬式の色なのでそれ以外の色ならなんでもいいそうです
さあ困った!
着れない!!
ということで、息子達は丁度小学校の卒業式が控えていたので卒業式にも着れるものにし、夫は会議でも着られるものを選びました
- 夫……ストライプスーツに赤のネクタイ
- 長男…ピンクのカラーシャツ
- 次男…ブルーのカラーシャツ
- 娘……ピンクのドレス
- 私…濃いグリーンのスリット入りロングドレス
黒に見えますが夫も息子たちもストライプが入っているスーツにしました
お相手側の親族は皆ドレスアップしていましたが白や黒もいたり、妹旦那さん側のご友人はジーンズなど普段着の方もいました
聞いていたマナーとは…??
それでも向こうのおばあちゃまやお母様は赤をお召しだったので、ドレスアップ&ワンポイントにお祝いの赤色を入れると失礼がなくいいかと思います
ドレスはレンタルが手軽
今回私たちは着る機会が多かったのでドレスを購入しましたが、普段ならドレスを着ることは年に何回もあるわけではないですよね
- 収納場所をとる
- クリーニングに出すのが面倒
- デザインが好みではなくなってきた
それなら手頃で手間もなく、その時着たいデザインが着られるレンタルドレスが便利です
入学式や卒業式のフォーマルまで小物もそろっているので、買いに行く手間も買い足す手間もなく便利です
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まさに芸能人のような会場
会場は10人掛けが47席 総勢470人!
そのうちの12人が私達日本人なので差が凄かったです
全員入るとこんな感じ
日本では親族は招いた側になるので後ろの方ですが、中華系マレー人では血が濃い順に前から座ります
一番後ろが友人達になるってことだね
ステージではバンドが常に演奏&司会をしてくれてました
久保田利伸【LA・LA・LA・LOVESONG】を日本語で演奏してくれました
お楽しみの披露宴料理??
日本ではフランス料理のフルコースが多くなってきましたが中華系なのでもちろん中華料理です!
披露宴メニュー
前菜のエビの蒸し物とスープ
エビの香草揚げにちまき!
この右のちまきは日本では嗅いだことがない香辛料の香りが凄くて誰も手をつけず…
デザートのシフォンケーキはふわふわで唯一美味しく感じました!
お酒は宗教上、ここの会場では提供がなかったのでお相手のお父様が持ち込んだそうです
あとナマコ料理があったけど撮り忘れ
ナマコも香りでノックアウトされ誰も手をつけられませんでした
本場の中華は日本人にはなじみがないものが多かった
妹旦那さんが来日した時に言っていました
日本の中華料理は中華じゃない
日本人が海外の和食をみて「これは本物の和食じゃない」と言っているのと同じですが…
本場の中華料理は香草なのかな?日本では馴染みがない香辛料がふんだんに使われていて食べれるものがほとんどありませんでした
あとから知ったのは料理が親族と友人達とで違うということ
後ろの席になればなるほど料理のランクが下がっていくそうです
日本では全員同じなのでビックリですね
ただ…私達には後ろの席の方がおいしそうに見えました…
中盤は日本式を取り入れたものも
序盤は日本でもおなじみのケーキカットや
シャンパンタワー
末の妹が結婚式をする半年前に弟の結婚式があり、婚約者としてマレーシアから駆け付けてくれました
弟の結婚式で見た日本では定番の新郎新婦の挨拶や幼少期の写真スライドを見て…
カッコイイ!!やりたい!!
と思ってくれたそうで…
中華系マレー人の披露宴では司会者がいるので挨拶は本来ないのですが、ステージに上がって挨拶を4か国語(英語 中国語 マレー語 日本語 )で披露していました
幼少期の写真スライドもやりたかったようですが、ご両親に…
それ見てゲストは何が楽しいの?
即却下されたそうですが、スライド写真はやりたかったようでウエディングドレスのポージングショットが流れていました
日本ではアルバムにして身内しか見ないので凄く新鮮で楽しかったです!
まだ予定がない従兄弟達には、スライドショーやるならウエディング写真にしなよと勧めておきました(笑)
後半はテーブル回りで新郎新婦は大忙し!
日本と違い、新郎新婦は両親と同じテーブルでまずは一緒に料理を楽しみます
後半になってくると日本で言うキャンドルサービスならぬ乾杯音頭がはじまります
各テーブルを回ってこれでもかっ!!って位の大声と息が続く限り叫びます
掛け声は…
全テーブルでやるから新郎新婦は声が枯れそう…
妹のドレスを持つベールガールが妹旦那さんの妹さん(だったかな?)しかいなかったので娘を急遽ベールガールに!
強制的に異文化交流に行かせてみました
帰ってきた時にはクタクタになってたけど楽しかったようでテンションが上がりまくり!
それまでステージ前でバンドに合わせて踊っている子の中に絶対混ざろうとはしなかったのに、輪に入って踊っていました
中華系マレー人の披露宴は親の財力を見せる場でもある!?
新郎新婦が主になるアットホームな披露宴が流行りの日本ですが、中華系マレー人の披露宴はThe・パーティーで楽しかったです!
なぜこんなに盛大なのかというとゲストへ送る招待状に新郎新婦の名だけでなく、新郎の親の名前も入るようです
日本とは違い、男性の中華系マレーシア人との結婚式 披露宴では新婦は「お嫁に来る」という立場から準備もなにもしなく当日を迎えるそうです
なので披露宴は親の財力を見せる場でもあるわけです!
盛大であれば盛大であるだけ財力を誇示出来るということです
また、披露宴はビジネスだという考えがあり、招待状が新郎と顔見知りではないおばあちゃんの友達の友達に渡っていたりするそうです
披露宴は招待状がないと入れませんが、ゲストはご祝儀を用意する必要はなく会費を払えば食べ放題飲み放題でいつ帰ってもいいそうなので win-win なのかもしれません
そういえば終わりの時間ってよくわからなかったなぁ…
中華系同士の結婚では1日目新郎側 2日目新婦側 で披露宴をするところもあるんだとか
中華系マレーシア人との披露宴は非日常的で刺激的だった
初めての体験でドレスコードも何もわからなく当日はドキドキした今回の国際体験
日本のようなかしこまった披露宴ではなくアットホームで豪華さに圧倒されるパーティーのようでした
プリクラが撮れたりしたよ
きっちり時間を守る日本人とは違いスローペース?マイペース?な中華系マレーシア人
この披露宴も本来開始は19時なのですが、ゲストの大半が集まって実際始まったのは20時半頃でした
お腹は空いてても香りでお腹がいっぱいになるというよく分からない初体験や、日本ではこの先味わうことのない規模の披露宴を体験させてもらい楽しかったです!